建設用語集

さ〜そ に関する建設用語
あ〜お か〜こ た〜と な〜の は〜ほ ま〜も や〜よ ら〜ろ わ〜ん
用語 読み 意味
≪さ≫
サーキュレーター
暖房の空気などを室内全体に循環・対流させるための装置。
採光面積
さいこうめんせき 居室には、その床面積の7分の1以上の面積の開口部を設け採光に備えることが定められている。同様に床面積の20分の1以上の、換気に有効な開口部の確保も規定されている。
彩色石綿板
さいしょくせきめんばん セメント、石綿、陶器質微粒子、無機質材料、防水材などを原料とした外装仕上げ材。
サイディング
外壁材として工場で成形した板材の総称。木片セメント系、石綿セメント系、アルミニウムなどの金属系がある。
在来工法
ざいらいこうほう 在来軸組工法ともよばれ、柱、梁、筋かいなど軸部材の組合せで構成される工法。最近は筋かいの代わりに構造用合板(面材)を用いることも多い。
竿縁天井
さおぶちてんじょう 天井板を竿縁で押さえて張る天井。
砂質地盤
沖積低地(約1万年前から現在までに堆積した軟弱な地盤)や、低湿地を埋め立てた土地に見られる地盤。
サニタリーウオール
トイレットペーパーやタオル、掃除道具など、トイレに関連する小物類をトイレ内の壁面にスマートに収納するキャビネット。
三路スイッチ
さんろすいっち 階段の照明などに使われるスイッチ。階下で点灯し、階上で消灯するなど、二ヵ所で点滅操作ができる。
≪し≫
仕上表
建物内外の仕上げ材料を、部分別に示した一覧表。
シーリングライト
天井直付けの照明器具。
敷き目板張り天井
天井板を板の厚みほど(6〜9mm)透かして(離して)張った天井。
地業
じぎょう 基礎を安全に支えるため、根切り底の部分に、砕石や割栗石(わりぐりいし)、砂利などを入れて突き固める作業。
軸組
土台、柱、梁、桁、筋違などから構成される住まいの骨組の総称。
仕口
木材を接合するため、直角(または一定の角度)で継ぎ合わせる加工。
JIS規格
じすきかく 日本工業規格(Japanese Industrial Standards)の略で、工業標準化法に基づいて、すべての工業製品について定められる日本の国家規格。国家または国内標準機関として認められた団体によって制定され全国的に適用されている規格。
システムキッチン
流し台、調理台、コンロ、レンジ、各種収納ユニットなどが統一的に組み合わされた厨房家具の総称。
システム収納
天井までの壁面をフル活用した効率的な収納家具。
次世代省エネルギー基準
じせだいしょうえねるぎーきじゅん 地球温暖化防止策の一環として、従来の新・省エネルギー基準(平成4年)より10〜30%程度の省エネ効率向上を目指して、断熱性能、日射遮蔽性能、気密性能、通風・換気、暖房について設定された基準。
平成11年3月30日に建設省・通商産業省から、「住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する基準」として告示された。
漆喰
しっくい 日本古来からの湿式工法の塗り壁材。消石灰に布糊、すさ(ワラ、紙などのクズ)、砂などを加え、水で練ったもの。
シックハウス症候群
建材や塗装類から揮発するVOCに過敏に反応し、頭痛や喘息等の症状が出ること。
湿式工法
乾式工法に対して、モルタルなど水を加えた材料で仕上げる工法。
地盤改良杭
地中に柱状の改良杭を築き、摩擦を利用して建物を支える杭の事。
地盤調査
将来不同沈下などが起こらないように、土地の地質や地耐力を調査すること。
シャギーカーペット
毛足の長い手織りじゅうたん。
しゃく 1/3.3mで、約0.3mを表す長さの単位。
ジャロジー窓
ガラス板のルーバーの角度を変えて通風ができる窓。
シャンデリア
吊り下げ型の多灯照明器具。
シャンプー水栓
洗面台でのシャンプー用の水栓金具。
集成材
挽き板を、互いに繊維方向(木が伸びていく方向)に平行に強力に接着したもの。建物の骨組に使用する構造用集成材と、仕上げ等に使う造作用集成材に分けられる。
自由丁番
一般的には両方向に開閉できる蝶番のことをさす。
重量鉄骨
熱間加工材。(※例外がありますので行政庁などに確認が必要です)
重量鉄骨構造
鉄骨の厚み6mm以上柱や梁を重量鉄骨でつくる工法。
約1.7m2を表す広さの単位。
【2帖=約1坪】。
障子
閉ざされたままで光を導く日本の代表的な建具。障子の桟を組子(くみこ)と呼ぶが、その組み方でいろいろの種類がある。
照明
見たいものに直接、光源から光をあてるのが直接照明。一度壁や天井に光をバウンドさせるのが間接照明。
所有権移転登記
しょゆうけんいてんとうき 土地や建物を購入、売却するときに必要な手続き。
シリンダー錠
円筒の中にスプリング付きのピンを数本並べ、そのきざみに合った鍵を入れて回転させることにより開閉する錠。
真壁
しんかべ 柱と柱の間に壁を納め、柱を見えるようにした壁。
シンク
流し台のこと。一槽式と二槽式がある。
芯々寸法
一部材の中心から他部材の中心までの距離。
深夜電力
通常より安い電気料金で、深夜の時間帯のみ使用できる。
≪す≫
スイングドア
もともとは前後どちらにも開くドアを指す言葉ですが、跳ね上げ式の門扉もこのように呼ばれる。
スウェーデン式サウンディング法
スウェーデン式サウンディング試験機を用いて土の貫入抵抗を測定し、地質の硬軟、締まり具合などを調べる方法。
スチレンフォーム
断熱材の一種で、発泡の気泡の中に熱の伝え難いガスを閉じ込め断熱。
スキップフロアー
同じ階の床の高さに高低差を付けたもの。
筋違金物
筋違と柱及び土台を一体に留め付ける金物。
筋違耐力壁
構造物が地震や風圧に対して力を発揮できるよう、骨組の中に斜に入れる材を筋違という。この筋違の入った壁を耐力壁といい、室内を仕切るだけの間仕切り壁と区別される。
スタッコ
モルタルの上にしっくいなどの塗り壁材をこてなどで施工し、表面を立体感のある凸凹模様に施したもの。
スチップル
表面に小さい波形(さざなみ)模様を付けた塗装仕上げ方法。
スパン
支柱と支柱の間の距離。
すみ切り
角地で、道路幅が両方とも6m以下のときは、敷地の角部分をカットしなくてはなりません(ただし、道路の交差角が120度以上ある場合は、その必要はなし)。このすみ切りで削られた部分は敷地面積に算入されますが、建物は建てられません。
すり板ガラス
透明なガラスの片面をすり加工した不透明なガラス。
すん 1/10尺で、約0.03m(3cm)を表す長さの単位。
≪せ≫
積載型トラッククレーン
汎用トラックの運転室と荷台の間にクレーン装置を架装し、貨物積載用の荷台を備えて荷物の積み降ろしに使用される。いわゆるユニック車のこと。
設計図書
建築物や工作物および敷地に関する、工事用の図面の総称。
接道
せつどう 建築物の敷地は道路に2m以上接していなければならないといった、火災などの際の避難や消火活動に配慮した規制。
折板
せっぱん 建物の端から端までの長い屋根材を敷き並べて行く工法。構造上、強度が得られるので支持するための梁の間隔を広げることが出来、雨漏りしにくいと言う利点がある。
セットバック
敷地境界線、道路境界線などから建物を後退させて建築する場合に使う言葉。また、斜線制限に合わせて上層階になるほど建物を段状に後退させる状態のこと。
セメント瓦
セメントと細骨材を主原料とする瓦の総称。
ゼロアスベスト
健康への影響が懸念されているアスベスト(石綿)を全く含まない無害材料。
セントラルクリーナー
床や天井にあらかじめ配管されたパイプを通し、中央に設けられた一ヵ所の吸引機で掃除ができるシステム。
セントラルヒーティング
建物内の一ヵ所に暖房用熱源装置を設けた中央暖房方式。
≪そ≫
ゾーニング
設計作業のスタートにあたって、必要とする部屋の種類と広さ、部屋と部屋のつながり具合などをスケッチし、空間を目的別にくくる作業。
空錠
そらじょう 室内ドアに使用される鍵のかからないドアの留め金具。